戦車兵の卵成長日記・4




<第7回・悪魔のささやき>

 さて、すんでのところで速水厚志1999年4月17日没、享年15歳。なんてことにならず、傷ついた獅子賞も貰わずにすみ、もうこれからは恐い物なんてない! とばかりに日常をエンジョイ。とりあえず技能をひととおり習得してしまおうと一覧表を見る。
取得してないのは班長、天才、密会。
 あはは、笑ってくれよ、こんな僕をさ。とりあえず降下作戦の前と同じく片っ端からNPCに声かけて一緒に訓練。結果、4月18日に茜から天才。遅いっつーの。
 しかもそれから数日後に舞からさらに天才貰ってるし。ゆえに天才2=密会2になっているはずですが、どう見ても天才貰う前よりも争奪戦が増えてる。だめじゃん。


 作戦会議がよく起きる。それはまあいいのだが、たいてい結果が1:6もしくは2:5の割合で否決。しかも善行委員長は速水君お気に入り(ただし限りなく一方通行)。その内容とは、壬生屋による1番機重装甲への要求。
 重装甲うんぬんの前に、まずおのれがつぶした士魂号の修理を先にせい。3日連続で要求するな。

 さて、降下作戦をクリアすると誰かさんから「人でありたいのならこれ以上幻獣を倒すのをやめろ」とか電波が飛んでまいりました(苦笑・だってそう見えたんですもの)。いつのまにかこの人は250匹倒していたようです。でも気にも留めていなかったり。
 具体化したのは4月25日。この日の戦闘で累計259。いける?!
 そうと思ったら話は早い。今までのらりくらりやっていたのを、リセットも辞さぬ(既に時間がない)覚悟でプレイ。おかげで4月26日を4回やりました(ヲイ)。
 4月30日終了時点で累計276。確信に変わり、いままでブロック数ケチって1つしかデータとってなかったところ、不慮の自体に備え4月30日のデータを残しておく。もはや時間重視。せっかく仲良くなってきた森さんにデートのお誘いかけられても、運命の友の滝川君や茜君からのデートのお誘い(笑)も拒否。目指すは

絢爛舞踏賞。

 5月3日、天草地区防衛戦。ここで累計撃墜数は291。もはや確信。ここでの記録を4月30日のと取り替えてセーブする。思えばこれがいけなかった。
 一番の問題として、HRにで勲章はもらうので最低でも9日に300撃墜が必須。「ブータさんの真実」(笑)を見るにはさらに2日必要・・・7日に300撃墜しなくてはならないと知ったのはその直後であった。アーメン。そして案の定4日には戦闘なし。
そして追い討ちをかけるように

「熊本の幻獣駆逐はほぼ完了しました。」

 ・・・かくして5月4日からの無限ループが始まった・・・・・・。

 大量の発言力を元に、絢爛舞踏のためによりよい環境作りに走る(いまさら)。好きでもないのに勝手に争奪戦起こして雰囲気気まずくさせる2番機整備士新井木を指揮車整備士に、代わって中村を2番機担当に。同じくヨーコを1番機へ、遠坂を2番機へ。・・・ハンガー2階、男臭くなるなぁ(苦笑)。
 そして出ましたN・E・P。どんな力を見せてくれるのやら。

 ループ1回目、4日から始まるのだが、当たり前のように配置関係のイベントで5分はツブれる。速攻でウザさを感じる。そして重要なことが判明。
N・E・Pは使えない。
 持つと他にロクに戦うことが出来ない。持ってると機動力落ちて撃つまでに時間がかかり、結局他の奴に取られる。これくらいなら予備ミサイル2発積んで特攻する方がいいです。
 そして困ることにハンガーに入れっぱなしにすると間違いなく滝川が装備してくれる。はっきり言って今の私にとってN・E・Pは邪魔物以外の何者ではない。・・・いや、使えるとも聞いているんですけどね。

 ループ1回目は7日までに戦闘が起きなかったため、滅殺。

 しかし、こんなことを言っていては絢爛舞踏なんて貰えない。ブータはある程度無視する方向で。
 ループ2回目以降は短気は禁物と、7日までに戦闘が起きなくても続けることに。

<第8回・なっちゃんの嘆きとあっちゃんの悲鳴 >

ループ2周目5月4日。例によって約5分のウザさ+訓練強化週間のための作戦会議に耐えて1日開始。午前の授業は終了10分前に先生に連行してもらって昼休み。ラスボス様に備えて(すでに300撃墜できると踏んでいる)なっちゃんに「工具箱」をプレゼントすることに。・・・間違いがたくさん。
 このデータでは舞がこの日に「金の延べ棒」を持っているので、「狩谷で工具箱と狩谷の弁当を交換、舞で狩谷の弁当と金の延べ棒を交換、おまけに若宮で舞の手作り弁当と弁当3人前を交換」
 というワケのわからんコミュニケーションをとることに。

 金の延べ棒を貰った後は、その足で裏マーケットへ。おろそかにしていて気がつけばあやうくBランクに落ちそげになってる運動力をドーピング。一緒に体力もドーピング。おまけに士魂号にもドーピング。その後はひたすら特訓。午前5時あたりにテレパスセルとテレポートセルを作成。ここでもまた間違い。

 幻獣の絶対数が少ないためか、戦闘が起きない。善行は地区を転戦するものの起きない。っつか転戦するとあっという間に今までいた地区が真っ赤になって、来た地区が真っ青になる。一抹の不安を覚えつつ日を進める。

 戦闘起きる。・・・5月9日に。イヤミですか?!
とりあえずこれで累計300突破。

 翌日、絢爛舞踏章を貰う。会いたい人物はいっぱいいるが、とりあえず目の前にいたブータに。
 「神とは毛がフサフサしているのだ」(ウロ覚え)・・・思わずフサフサの毛を持つキリストさんが出てきました。嫌だなぁそんな神。
 部屋から出るとののみさんが走ってきました。そんなことより私は目の前にいるなっちゃんに話しかけたいのだが。
 ののみを適当にあしらい、なっちゃんと話す。・・・なにやら不穏です。他の人とも話してみねばなるまいとか思いつつもなっちゃんが色々話してくれるのでついつい話しかけて・・・

ラスボス様降臨。
 聞いてねーよ!!! だって、だって、そんなこと考えてなかったから、僕ったら士魂号の整備してませんもの!!(爆死)
 そして案の定装備は・・・ミサイル1発。速水君の運命はいかに。
そしていつのまにか狩谷夏樹至上主義に走ってる私ってば。

 ここからはラスボス様に対してミサイル1発で挑んだ漢(男にあらず)の話です。

 とりあえず、いつもと同じように突っ込んでって防御、狙いをつけてミサイル。という最初からなぜか根付いていた戦法で攻めるしか、と思っていたら・・・いきなり攻撃食らってパラメータ落ち込み。

 さて、ミサイルは撃ったが・・・ラスボス様の残り御体力は9000を軽くオーヴァー。
 あとはもう、蹴るしか。
 どこかで1度聞いたことがあるようなセリフですが、これは本気。この時点で装備は盾1枚、煙幕弾頭1発、アサルトの予備弾が1セット。オンリーそれだけ。盾で殴れないものだろかと真剣に考えた。
 キック連発すると間に「すり足」が入ってくれるのをいいことに連発。

蹴るべし蹴るべし蹴るべし!!
 田代から「パンチ」を貰っておけばよかった、と自分からは1度も話しかけていないNPCを今更想いつつ蹴りつづけること数ターン。
 怪しげなミリ単位での回避と蹴りを続けていると、・・・やっぱり食らっちゃいました。てへ。
 いいさ、どうせ僕には「あれ」を倒すことはできない。これもまた運命。「名誉の戦死」という言葉が頭をよぎったその時、幼子の呼びかけが。それに応えて血反吐を吐いて立ち上がり、みんなから力を貰って・・・体力20ちょいですか。
・・・その時速水の頭をよぎった言葉は「1発死」であった。

 ―――結果。
―――ミリ単位の勝ち。
 それでいいのか?! っつか絶対ラスボス様慈悲でしょ。僕に手加減してたでしょ!
 だが結果としてとりあえず平和は訪れた。素晴らしきかなSランククリア。しかしもう一度言いたい。

それでいいのか人類?!

 さて、1周目からSランクというものは不可能ではないとわかり、次なる野望「ドラマチックなSランク」に挑もうと5月4日からのループを・・・あきらめました。
 最大の理由は4日朝の大量の人事異動。そりゃ私が申請したものだからなんとも言えませんけど、どう見積もっても3分は切らないイベント、苦痛です。あと、めんどい(4文字)。







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